普段靴を買う時には0.5センチ刻みのサイズから選ぶことが多いです。スニーカーでしたらある程度の許容範囲がありますが、革靴の場合は出来る限りフィッティングを重視しなければいけません。一般的に日本人の足型は幅広甲高と言われており、靴も平均的な日本人の足型に合わせて作られていますが、意外に足型の個人差は大きいです。革靴で足に合っていない場合は、靴擦れを起こしたり、歩いていても疲れやすかったり、様々な不都合が生じてしまいます。

もし既製品でなかなか足に合った革靴が見つからない場合は、オーダーシューズと言う選択肢を検討してみる必要もあります。オーダーシューズには大きく分けて二通り有ります。一つはパターンオーダーと言われる作り方で、ベースとなる木型が用意されていて自分に合ったサイズを選ぶ方法です。既製靴との違いは靴の長さだけでなく、横の幅のサイズも選べることです。

そうすることによって既製靴以上のフィット感を得られる靴を手に入れることが出来ます。もちろんデザインや色、革の種類なども選べますので、自分だけのオリジナルの一足が出来上がります。もう一つのオーダーシューズの作成方法は、木型から作って行くフルオーダーと言われる方法です。その人専用の木型を作りますので、パターンオーダー以上の足にフィットした靴が出来上がります。

ただし木型から作り出す場合は、費用が最低でも10万円以上かかってしまうことがネックです。パターンオーダーでしたら3万円台から作ることが可能ですので、一度オーダーシューズを作ってみたい方は、パターンオーダーの方が挑戦しやすいです。

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